審美歯科

 

目次

当院の審美歯科の特徴

当院の審美歯科の特徴

審美歯科とは、歯や口元の美しさに焦点をあてた総合的な歯科治療を指します。歯科治療には、「虫歯や歯周病を治す」「よく噛めるようにする」といった機能的な側面と、「白く形のいい歯にする」「歯並びを整える」といった美観の側面があります。この両方を満たす、美しさという観点をプラスした歯科治療が審美歯科治療です。

コロナ禍のマスク生活では後回しにしていた、口元のお悩み。笑った時に銀歯が見えるのがコンプレックスだったり、笑顔の写真で歯の色が人より暗く感じたり、といった気になっていたけど相談しづらかったという方。ぜひ当院でご相談ください。女性の視点から、素敵な笑顔を作るため、審美性を高めるための相談に乗らせていただきます。

詰め物(インレー)・
被せ物(クラウン)の種類

詰め物(インレー)・被せ物(クラウン)の種類

奥歯で、保険のコンポジットレジンでは強度が保てないような虫歯の場合、インレーと呼ばれる詰め物が必要になります。また、インレーではカバーしきれない大きな虫歯や、歯が大きく欠けてしまった場合、クラウンと呼ばれる被せものが必要になります。

インレーやクラウンは、保険治療の場合「金属インレー・金属クラウン」、部位によっては「CadCamインレー・CadCamクラウン」となりますが、金属修復物は審美性に、CadCam修復物には強度にやや難点があります。

笑った時にキラッと見える銀歯が気になる、歯ぎしりなどの習癖があるので保険の白い詰め物では強度が不安、という方にはセラミックやジルコニアによるインレーやクラウンをお勧めいたします。

セラミックインレー・
セラミッククラウン

オールセラミックは、天然歯(自分の歯)により近い再現性や耐久性で、適切なメインテナンスを行えば、長期間使うことが可能です。金属アレルギーの心配もありませんし、銀イオンの溶出の心配もないため、経年的な歯茎の変色なども起こりません。

前歯のクラウンの場合は、特に隣の歯との調和性が重要となるため、透明性があり天然歯の再現性が高い、オールセラミッククラウンでの治療をお勧めしております。

セラミックのデメリットとしては、保険外治療のため、治療費が保険と比べて高額になること、歯ぎしりやくいしばりの習癖がある方では、欠けたり割れたりすることがあること、一般的にジルコニアと比べると削る量が大きくなる(強度確保のため)ことが挙げられます。

ジルコニアインレー・
ジルコニアクラウン

人工ダイヤモンドであるジルコニアは、衝撃に強く頑丈で、強度と審美性を兼ね備えた治療になります。歯ぎしりやくいしばりのある方にも対応可能です。

セラミックと同様に、金属アレルギーの心配もありませんし、銀イオンの溶出の心配もないため、経年的な歯茎の変色なども起こりません。

ジルコニアのデメリットを挙げるならば、セラミックと比較すると透明度が低く、隣の歯の色と比較すると白っぽく感じやすいという点でしょう。スポーツをされる方、歯ぎしりやくいしばりの習癖がある方の奥歯の治療ではお勧めです。

審美性を求めた入れ歯について

審美性を求めた入れ歯について

保険の部分入れ歯には必ず金属のバネがついています。前歯に近い部位の入れ歯の場合、話したり笑ったりする際にバネが見えて入れ歯だと気づかれるのが嫌だ、と感じる方は多いかと思います。

この金属バネの代わりに、歯茎の色に似た樹脂を使って歯茎で入れ歯を止める形になっているのが、ノンクラスプデンチャーです。義歯が沈みこまないように、かみ合わせ面に少しだけ金属を入れることはありますが、見える範囲には金属がでないようにするため、装着していることが目立ちにくい部分入れ歯になります。

ノンクラスプデンチャーのデメリットは、壊れた時の修理・調整が難しいこと、樹脂の経年劣化で定期的に新製が必要となることでしょう。

ホワイトニング

ホームホワイトニング

  1. 2~4週間、就寝前やTVを見ながら、好きな時間にご自宅で実施します。
    ジェルの成分は、安全で歯の構造を変えずに歯を白くする薬剤ですが、知覚過敏の症状がでることもあります。知覚過敏症状がでた場合はいったんホワイトニングをお休みしていただくと、ほとんどの場合が数日で落ち着きます。

    ホワイトニングは必ず後戻りもあります。作製したマウスピースは保管しておくと、気になりだしたらジェルを買い足すだけで大丈夫です。

    ホームホワイトニング

ウォーキングブリーチ

  1. 神経(歯髄)をとった歯はだんだん茶色っぽく、黒ずんできてしまいます。このような状態の歯にはホワイトニング剤は効かないため、被せものにするか、歯の中に漂白剤を入れて中から白くしていくウォーキングブリーチという処置を行うことで、左右の歯と同じような白さへ変えることができます。

    ただし、治療の効果には個人差がありますので治療前によく説明をお聞きください。

    ウォーキングブリーチ
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被せ物治療における
歯周治療の重要性

虫歯が大きくなって、詰め物(インレー)では対応できなくなると、被せ物(クラウン)が、歯並びの途中の歯を抜くことになった場合はブリッジが必要になることがあります。

クラウンやブリッジを入れる際、型取りより前の時点での歯周病の炎症の有無の確認は大変重要です。
(当院ではほとんどの場合、初診時に歯周病の検査を行います。)

歯周治療前

  1. 歯茎が腫れた状態で型取りをしてクラウンを入れた場合、写真のように、歯周治療を行って歯茎の腫れが引くと歯茎とクラウンとの間に隙間ができてしまいます。
    奥歯であればそれほど気にならないかもしれませんが、前歯だとかなり気になってしまうのではないでしょうか。この隙間は見た目の問題だけでなく、虫歯リスクの観点からも(歯の根の部分は虫歯菌に対して弱いため)できるだけ作らない方がよいものです。

    また、ブリッジは歯が無くなった部分を両サイドの歯で支えて噛めるようにする治療なので、支える歯が歯周病だと数年でグラつき、ダメになってしまう(抜歯になってしまう)リスクがあります。

    歯周治療

歯周治療後

  1. 歯周治療を行った上でクラウンを入れた場合でも、経年的に歯茎が下がり隙間ができてしまうことはありますが、歯周病による炎症があることが分かっていて治療をせずにクラウン(もしくはブリッジ)治療を優先させる治療は当院ではお勧めしません。
    時間はかかってしまいますが、まず歯茎の炎症を引かせるための歯周治療を優先して行った上で、歯茎の状態改善を確認、その後にクラウン・ブリッジ治療を行うことが審美的な満足だけでなく、ご自身の歯の延命にもつながると確信しているからです。

    歯周治療

結論

虫歯の治療は詰め物をして終わり、と考えがちですが、長期的にご自身の歯を温存させるためには、歯の周りの組織の健康から整えていくことが重要なのです。歯周病の治療は、適切な歯磨きを覚えていただくことも治療の一環です。

また、メインテナンスに通っていただくことで、経年的な歯茎下がりの経過を追い、必要な処置をしていくことが歯の寿命を延ばすことと密接につながると言えるでしょう。

診療時間
09:00〜13:00 - -
14:30〜18:00 - 17時
まで
-

【 第3月曜 】14:30〜18:00(矯正治療のみ)
【 休診日 】月曜・日曜・祝日

『 ふみ歯科クリニック芦花公園 』

『 ふみ歯科クリニック芦花公園 』

芦花公園駅北口から徒歩1分

東京都世田谷区南烏山3丁目4-10
VIC芦花公園1階